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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第27章 不安と過去とそれから未来




「……ま、まった!!」

実『…………はァ…!?』


はそんな俺の手をガシッと掴んだ。


実『…んだよ。こういう事じゃねェの?
散々煽りに煽ってお預けはねェだろ…。』


止められた手を滑らせて指を絡めて押さえつける。

首元に口を寄せるとふんわりとの香りが香ってきて、ドクドクと血が通った心地になった。



「………っ…無理しないで…良いよ?
あの、ちゃんと…安心したって言うか…。
嫌じゃないのも分かったし、もう大丈夫。」


まだそんなアホな事を抜かすのでこじれる前に言葉で訂正しなくてはいけないんだろう。




実「あのなァ…触んねェのがもう無理なんだよ。
……の気持ちがどうとかじゃねェ。
俺が、もう我慢なんねぇのわかってくれよ。」


そしてもう1つ、今現状最悪の可能性がある。


実「隣り……あいつら最悪聞き耳立ててっからな?
あんま、声出すなよ?聞かれたくねェ…。」


隣の部屋には胡蝶姉妹が寝ている。

色恋話大好きなあの二人の事だ最悪聞き耳を立てているなんてことも可能性としては有り得る。



実『……最後まではしねェよ。
ちょっと………味見させてくれや…。』

「……………っ…んっ…………。」



そんな色々我慢すべき事実は分かっているが、もう止まる気にはなれなかった。


実『……。(…めっちゃ唆る。すげぇ綺麗だ。)』


口付けをしながら着流しを緩めると、白い肌が露になった。覆いかぶさって眺めると顔を横に向けてギュッと目を瞑る。

羞恥の滲むその行為がやたらと厭らしく見えて、噛みつきたくなるのを抑え目線を身体に落とす。


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