【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第27章 不安と過去とそれから未来
「……え、どれ?なにが?」
理屈は分からないがこの手の事を誤魔化すのが苦手ながこんな反応をするのだがら恐らく意識せずについた”不純ではない跡”ではないのだろう。
実「あぁ、そういうんじゃねェのか。悪ィ。」
「………?」
実「(そんな所に自然と噛み跡なんて着くか?)」
全く意味の分からない様子のにこれ以上追求するのも何となく違う気がして、疑問を残しつつも洗い物を済ませようと無言で手を動かす。
何はともあれ久々に2人きりになれるんだから
少しでも長くゆっくりしたい。と俺は静かに浮かれていた。
そんなこんなしてやっと部屋に戻った時に、俺にとって嬉しいような、拷問のような問題が発生した。
実「(なんでこんな初夜みたいな感じ何だよ…。)」
「…っ…うぅ。」
部屋について早々、唐突に布団の上で正座したの顔は見事な紅葉色で何故か緊張の面持ちをしている。
実『なんだよ。…どぉしたァ?』
まるで初夜のようなその態度は可愛らしくもあるが、”良く2人で寝ていたのに急にどうしたんだ?”と
しゃがんで目線を合わせても、は分かりやすく視線を泳がせ目を合わせてくれない。
実「オィ、こっち向け。ほら、目を合わせろォ。」
仕方なく両頬を固定したのだが目は相変わらずウロウロとさ迷っていて此方を向こうともしない。
「む、無理。……緊張していましてですね。
2人になりましたら、ちょっとどうしたらいいか。」
実「だから、それは何でだァ?」
ついに口調までおかしくなったこいつは本当に阿呆だ。
しかし、とても可愛らしいこの林檎色を何とか鎮静化させなければ己の身が危険だ。耐えきれない。
というか可愛さに絆されて既に押し倒しそうだ。
と、なるべく優しくその原因を探ろうとあやす様に言葉をかけると不安げにこちらを見ながらポソポソと赤面の原因を話し出した。