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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第27章 不安と過去とそれから未来





「…なんか辛い。けど実弥の勝ちってことで。
もうやめておくれ……恥ずかしいよ私。」

実「……俺も辛い…せっかく勝ったのに
微妙に嬉しくねェのは何でなんだァ……。」


この精神をすり減らす戦いはなんだったんだ。
と疲労困憊な様子の2人とは対照的に、他のものは中々楽しかった様で随分とご機嫌な様だ。



宇「2人で派手に自爆してんじゃねぇよ。
不死川は良いじゃねぇか一緒に寝れんだから。
(…ま、俺も収穫はあったしなぁ。楽しみだ。)」

杏「…俺は1問しか当たっていない!!!」
し「良いんです。煉獄さんはそれで良いんです。」

義「俺は盛大に自爆したからなぁ、2回も。」
柚「義慈は本当に自業自得ですね。」
カ「……。(義慈さんは確かに馬鹿だったわ。)」


ガヤガヤと騒ぎ出した一向にはため息を着く。

「(まぁ、いっか。)」

恥ずかしかったが、笑ってくれるなら構わないかと。柔らかく笑ってからこの後の行動を決める。


「……皆泊まっていくのよね?
しのぶとカナエさんは私の部屋つかう?」


もうだいぶ遅いので寝床を決めたい。
今日は実弥の勝利だったので自分の部屋は空くからと胡蝶姉妹に声をかける。

カ「ええ、そうさせてもらうわ。」
し「……なんか、疲れましたね…寝ましょう。」


それに頷いてから2人は部屋を出ていった。


柚「じゃあ、天元君は寝酒付き合って下さい。」

宇「あ、はい!派手に鬱憤晴らしましょう!!」
柚「ふふ、そうだねぇ、楽しそうだ。」


この2人はよく一緒に呑んでいる。
今日もコレからの話でもしながら酒を交わすのだろう。


義「じゃ、杏寿郎は俺のとこな。
どの道すぐ寝ちまうだろお前は。俺も寝みぃ。」

杏「…お邪魔します!!既に眠いです!!」

義慈と杏寿郎は興味のある事が終わったので既に眠いらしい。目を擦りながらノロノロと部屋を去る。




実『(………久しぶりに、2人きりだ。)』



なんだかんだ、2人きりになれるのは随分久しぶりだ。と、ほんの少しだけ耳が赤い実弥にはまだ気がついて居なかった。


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