【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第9章 その少女、嫌われる恐怖を知る
□呼吸の開発
は大きな壁にぶち当たっていた。
義『呼吸の開発…か。』
「はい、自然と使えたのは良いのですが。
壱ノ型しか使えないんです……。」
色々考えてはみたのですが………。
と、自信なさげに呟くの肩を
ポンポンと叩いてやる。
義『なるほど。1回見せてくれるか?』
「はい!!!」
元気よく返事して
はカチャリと剣に手を添える。
そして、呼吸を整えた。
全集中
輪廻の呼吸 壱ノ型 浄化壕!!!
1文字に切り裂くその刀は
真っ黒い炎を纏い周り一面をぐるりと包み込む。
敵に見立てた打ち込み用の立木は
抉れるように切れ、その威力を示している。
すっ、と刀をしまい
は義慈を見つめる。
義『なんつーか、地獄の炎って感じだな。』
「これ、炎の呼吸の派生だと思うのです。」
義『ほう、そう思った決め手は?』
「あの、絵空事の様な理由何ですが
軽く聞いて貰えますか?」
義『おう、なんだ?』
「黒い 炎 を纏っているのもそうですが…」
代々炎の呼吸を扱う煉獄家。
煉獄は、天国には行けなかったが
地獄にも墜ちなかった人の行く中間的な所を
示す言葉なんです。
それから 輪廻 という私の呼吸。
鬼を切った時に
あの透けた少年に言われたあの言葉。
___『その、黒い炎が案内してくれて、
お兄ちゃんに会えたんだ!!!』_________
何かしら、関わりがあるのかなぁ、と。」
自分の考察を伝えると
義慈はうーんと眉間に皺を寄せて唸った。