【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第27章 不安と過去とそれから未来
「酷いよ!!頑張ったし気も張ったから
皆に癒してもらおうとしたのにっ!!!
揃いも揃って笑ってさっ!!なんなの!?」
今回はちょっとこんなつもりではなかった。
辛かったからちょっとだけ癒されたい。とはそんな風に思っていたらしい。
「皆に会いたくて急いで帰ってきたのに…。
私だって疲れるのっ!!今日はこのまま寝る!
勝手にご飯食べてよねっ!もう知らないっ!!」
だから、急いで帰ってきた。
確かに早く笑顔が見たいとは思ったのだが
怪我を馬鹿にされたように笑われるつもりは…。
いや、分かってはいたがここまで酷いとはも思わなかったのだろう。
”今日はご飯作ってあげないから!!”
と何とも囁かな仕返しを言い放ってからあんぐりと口を開けて固まる一同に目もくれずはズカズカと自室へと消えていってしまった。
柚「そ…そのうち”鬼は全部倒してきたよ。”とか
言い出しそうですよね…………。」
義「…ひ…否定出来ねぇな…。」
一体自分達の弟子は何をしてきたんだろうか。
言っていることが嘘だとは思えないのだが、
本当だとしたら危ない任務所の騒ぎではない。
し「わ、私達の師範は…凄い人…ですね。」
実「い、今更だけどなァ…間違いねェ。」
宇「……お…追いつけんのかな…俺。」
杏「うむ。…少し…気が遠くなった。」
一体自分達師範はどこまで強いのだろう。
この手の嘘をつけないことはよく知っている。
彼女に追いついて助けになるのは大変だとは分かってはいたが、気が遠くなりそうだ。
その証拠に”化け物並に強い”と噂の柚樹と義慈までも遠い目をしている。
もう、が何者なのかすら疑問に思えてきたが一つだけ確実な事がある。