【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第27章 不安と過去とそれから未来
「……骨折れてんの!!顎の骨っ!!
わかる!?骨が!!折れてるのっ!!!」
__むうっ。と眉を釣りあげて地団駄を踏む。
そう、これは怪我なのだ。それに一応女子なのでこの不格好な頬は恥ずかしいんだっ!!と何とか伝わらないものかと珍しく大声で訴えるは後ろから__ひょいっ。と持ち上げられた。
柚「こら!!暴れないっ!!!
そもそも何でそんなに叫べるんです?
…もう既に包帯がズレてるじゃないですか。
あんまり大人しくしないと拘束具ですよ?」
「だ、だって。皆が笑うからっ!!」
柚「でも も だってもありません!!
あまり大きく口を開けない!良いですか?」
義「どうすんだよ、ズレてくっついたら。
それこそ皆の笑いもんになっちまうぞ?」
柚樹がを抱き抱えて、義慈がソレを覗き込んで__つんつん。と腫れた頬を優しくつつく。
まるで子供扱いで、なんだかんだいいつつ
この2人の顔もニヤニヤと笑っている。
それに耐えきれないと柚樹の腕から__ぴょんっ。と飛び出したは皆と距離をとって必死で不服を訴える。
まるで拾われた野良猫の様な警戒の仕方だ。
「…私、今回滅茶苦茶怖かったのっ!!」
皆「「「………怖かったぁ!?」」」
は本当に分かって欲しくて言っているのに揃いも揃って”怖かった”という言葉に目を見開いている。