【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第27章 不安と過去とそれから未来
「…嫌な人は一人もいないけど。
いいのかな。…それでいいんですか?」
良いのだろうか。自分がこんなに大切にしてもらって良いんだろうか。そんな事を思うの瞳に__じわっ。と涙が浮かびだす。
それを隠すように見慣れた紫がの視界いっぱいに広がった。
し「…ふふっ、。皆で幸せ。
ですもんねー?逃がしませんからね?」
「(しのぶのこの顔みたらなんも言えないや。)」
目の前には何とも嬉しそうなしのぶの笑顔。
大好きな彼女にこんなに可愛らしい顔をされたらもう決意をする他無いだろう。
は零れそうだった涙をゴシゴシと拭ってしのぶを__ギュッ。と抱きしめながらニカッと笑う。
「全員まとめて私が幸せにしてみせます!!」
やるならトコトン全力で。
大好きな皆が求めてくれるのなら私は神様にでもなってみよう。
そんな心境を掲げた笑顔につられて皆笑顔になる。
「(それに……欠片も嫌なんて思えない。)」
そもそも、幸せすぎて怖いだけで嫌だとかそんな感情は欠けらも無い。むしろ…。
「幸せすぎて、頭おかしく…っがっ!?」
カ「やったぁ!!私、嬉しいわっ!!!」
頬に手を当てて__えへへっ。と笑うに
カナエが突進のごとく抱きついた。
柚「…と…とりあえず、骨折れてますからね?
カナエ…本来は動けないんですよ。」
そう、忘れがちだがは大怪我をしている。
こんなに全力で飛びつかれたら痛いだろう。