【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第27章 不安と過去とそれから未来
産「………本当によく帰ってきたね。」
そして、ここまでやって本当によく帰ってきた。
口に手を当てて驚愕の顔色の御館様を見て
__クスクス。と機嫌良さそうに笑ったは
楽しそうにこの血液の使い道を話し出した。
「ねぇ、耀哉。コレをとっても上手に使える人
貴方は知ってるんじゃない?うちの弟子にも
その辺すこぶる優秀な 自慢の美人が居るの。」
なぜそれを知っているのか疑問ではあるが
また不思議な予言のような事だろうと、
追求するのは辞めて御館様は話を進める。
産「……あぁ、知っているよ。
君の言う美人さんは胡蝶しのぶ という弟子かな?」
「うん。カナエさんの妹さん。
そろそろ彼女にも本格的に毒を使わせる。
課題が出来たら、最終選別を受けさせるから
それが終わり次第……合同で…どうだろう?」
このの話に直ぐに乗っかった御館様が
淡々と 珠代 に着いての説明をしてから今後の算段を2人で話し合う。
定例会議の度にやっているこの知恵の出し合いも
だいぶ”鬼の終わり”に近い話になってきた。
それもかなり現実味のある内容だ。
産「……本当に道が見えてきた。」
信じては居たが、明確に。そして確実に鬼を消し尽くす日が近ずいている予感に御館様は心臓をざわつかせながらポツリとそう呟いた。
「ふふっ、そんなの当たり前だよ!!」
目の前で微笑むが鬼殺隊に来てから
事は驚くほど急速に進んでいる。
呑気に笑うこの可愛らしい顔からは想像もつかないが、その存在の大きさは恐ろしくもある。