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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第26章 命懸けのかまかけごっこ








童『何でなんだろう。懐かしいな。
………俺は、コレを知ってる気がする。』


拒絶されるのが腹立つ様な…。
こちらの意図を理解してくれなくて
やたらともどかしいこの感覚。

それでも、傍に置いておいきたいと思う感覚。



童『に怖がられるのは…堪えるなぁ。』


明らかに途中から怖がっていたあの顔にゾクリと加虐心を煽られつつも、息苦しくなった。

何故こんなにも”愛しい”とそう思ったのか。

苦笑いを浮かべる童磨はが出ていった襖を見つめながら1人ため息をついた。




「……鬼…って何なんだろう。」



1人になったはポツリとそう呟いた。

本当に、入れ物なのだろうか。
残留思念だけで動くそんな物体なのだろうか。

上弦の鬼を見ていると余計にそう思う。

睡蓮 猗窩座 童磨 皆ハッキリと意思があり
感情論を素直にぶつけてくる。

そう考えてると実に不思議で不可解だ。

自分のこの鬼への認識はもう改めなくては。
はそう思いながら下を向く。



「………怖かった…あんな優しかったのに。」



童磨と身体を重ねた。

契約的なソレ。というのが頭の片隅にあったからなのだろうか。嫌悪感とはまた違う恐怖心があった。

結局童磨は、
甘ったるい愛まで紡いで、やたらと優しかった。

それが何故か異様なほど悲しく、切なく感じて
触れる肌は冷たいのに鼓動はなっているそのチグハグな感覚に目眩がしそうになった。

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