【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第26章 命懸けのかまかけごっこ
「………え、ソレは困る。相手しないからね?」
童『………だから…雰囲…いや。いいか。』
がだいぶ乾いた態度なのは、本意ではなかっただろうし仕方がないか…と思いつつも少し残念に思う。
童『まぁ、…交換条件だしね。』
そう言ってから、腕を振りほどき拗ねるような態度をとる童磨を見たが__つんつん。と腕をつついてから真っ赤な顔で半ば叫ぶように話しだした。
「……お、…思ったより優しくて!!」
童『………? 』
「……き、気持ちよかった…ありが、とう。」
尻すぼみになりながらも赤い顔で何故か礼を言い出したにつられて、童磨もジワジワと顔が赤くなる。
童『…あ、あれ…なんか顔が熱いや。』
「…まだ効果抜けてないのかなぁ?大丈夫?」
不安げにこちらを覗き込んで首を傾げる。
脱がされた衣服で前を軽く隠しながらしたその行為に顔が更に熱くなった童磨はを抱き寄せて肩に顔を埋めた。
「童磨?……疲れちゃった?」
童『(……コレ…それ以前の問題なんだよな。)』
この顔の熱さは体液の効果とか疲れた。とかその類でないことくらいは一連の流れで分かっている。
すぐに理解したから行為中も言葉にして伝えていたのに、は冗談や社交辞令の類だと思っている。
肩に顔を埋めているので見えないが、
きっと今のは、それを気にもとめない様子で身体の具合を心配して不安気に眉を下げているんだろう。