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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第26章 命懸けのかまかけごっこ





「…んー…心臓煽ってるね…。お水とか…。
鬼って…こういうときどうするの?水呑めるの?」




案の定、顔を上げて見た腕の中のは予想通りの困り顔をしていて、童磨は少し気に食わないと腹を立た。

こちらばかり心が揺らされるのは情けない。




童『…コレはやっぱり恋みたいだ。』

「……違うよ…媚薬みたいなものなんだよ。」



少しでも動揺させてやろうと言い放った童磨の本音を潔くバッサリと斬り捨てる。



童『俺がどれだけの年月を生きてきたと思っているんだい?自分事くらい、ちゃんと解っているよ。』



自分も何も阿呆ではない。
理屈として感情というものや、それがどういうものなのかは頭で理解はしている。



童『こんな感情は知らなかったけどね。』



ただ、体感をしたことが無かっただけだ。

だから戸惑いもある。

だからその戸惑いを消し去りたい。と、童磨はに顔を近づけて口付けをせがんだが____スっ。と挟まれたの指によってその行為は叶わなかった。

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