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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第26章 命懸けのかまかけごっこ








「童磨の心が知りたいと思った。
本当にそれだけだよ。童磨の事が知りたいの。」





目的は確かにあったし、そのために
瞳を見つめて頬に触れ、文言を呟いた。

けれど、それは本心であり
先程の小さな童磨 との触れ合いもあった今
本気で目の前の 童磨 が知りたいと思う。








「涙が出るなら…何も感じてない訳じゃない。
それを否定してるだけだから…知りたい。」






突然涙が溢れ出す。理由もなく泣いてしまう。
人は心が荒みすぎた時にそんな現象にみまわれる。


きっと童磨の心もそれがあるからこそ
こうやって 涙を流していたのだろう。

理由こそ分からないが、その心に触れて
ほんの少しでもいいから救いたいと思った。




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