【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第26章 命懸けのかまかけごっこ
「……いっぱい我慢したんだね。
童磨君は偉いや。………お疲れ様。」
この子は本当に優しい子なんだな。
は微笑みながらそんな事を思う。
人を救うことが使命だなんて思って
感情を締め出して、鬼の童磨のすることも
救うことだから悪くないんだ。なんて
当たり前の様に言い放った。
童(魂) 「別に…何も感じないから。
それに 救うことが僕の使命なんだよ。」
「じゃあ、今度は笑うことが童磨君の
使命だ。その可愛い顔で笑ったら
私は幸せになる。だから、沢山話そうね?」
君が笑ってくれたら、本当に自分は救われる。
きっととっても幸せな気持ちになれる。
こんなに可愛らしい男の子なんだ
本当の笑顔は心底可愛らしいんだろうな。
こんどは、笑うことが使命になるように
この魂が消える前にそうしてあげたい。
そんな風に思うは優しく微笑んでいる。
童(魂 )「この身体じゃ、救う方法無いからね。
…その幸せに沿った慈悲は与えてあげるよ。」
「うん、ありがとう。」
童(魂) 「…なんか変な人。…またね。」
変な人。と言いながらも またね。 といって
鬼の童磨の元へ去っていった 小さな童磨 は
今は何も思っていないのだろう。
救うことになるから協力してくれる。
単純にそれだけなのだろうが…は
ソコから何とか彼が笑えるようにならないか
どうしたら本当に笑ってくれるのだろうか
そんな事を考えながら 鬼の童磨 の元へと急ぐ。
場所も、もちろん遠くもないし
気になるのなら実際見た方が早いだろうと
”泣いている” らしい童磨を確認に行くため
足早に歩いて 部屋の襖を__スっ。と開けた。