【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第8章 ただいま
そんな風にしのぶと笑いあっていると、
横から鈴のような声が聞こえてきた。
カ『ちゃん。』
「はい。」
カ『あなたは強いです。けれど、とても脆い。』
「……。」
カ『人から受ける自分への愛をしっかりと受け止め
己と向き合って下さい。』
「……!! はい、善処致します。」
カ『貴方には素敵な師範が2人もいて、
近くには私達も御館様もいる。』
その者たちの声を聞き逃さぬように、
自分を大切にしながら邁進して下さい。
その声はいつものフワフワとした声と違い
凛としていて美しい。
その言葉一つ一つに、自分を愛し認めよと
そういう気持ちが篭っていることがスっと心に届く。
自分を大切にしなさい。と。
その気持ちと優しさが。
(私には痛いくらい伝わってきた。)
「カナエさん、
貴方のそういう優しい所が私は大好きです。
私にとって自分を受け入れることはとても
難しい事ですが、気持ち無駄にせぬ様
貴方の言葉を日々心に灯し
…人を、皆を守り抜きます。」
改めて、よろしくお願いします。
そう言うとは深々と頭を下げた。
カ『ふふふ、一緒に頑張りましょうねぇ。』
柚『、僕達は君がとても大切で
大好きなんだよ。』
義『1つも曇りなく、お前を大切に思ってる。』
し『私の大切なお友達ですからね!』
愛情のこもった言葉達に顔を上げる。
「皆の言葉を信じないのは、
皆にここまで言わせておいて自分に
自信が無いのは…。
私と一緒に居てくれる皆さんに失礼ですね。」
時間はかかるかもしれませんが、
自分自身を認められるように自分を磨きます。
そう言っては綺麗に笑った。