【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第26章 命懸けのかまかけごっこ
「ねぇ…童磨…。」
このの癖も不快ではない。
はいつも目を合わせると逸らさない。
じっ。と目を逸らさないから、何となく
こちらも逸らせずに吸い込まれる様に見てしまう。
童「……本当…品のいい目だねぇ。」
けれどこの瞳を抉りたいと思わないのは
ここに収まってているから良く見えるだけの
至ってどこにでもある黒目だからなのだろう。
今は黒真珠の様に品よく見えるが
で無くなった瞬間に
その魅力はきっと無くなってしまう。
なんで自分はこの黒目に囚われて居るような
そんな感覚になのか、考えても答えは出ない。
それでも何故か心地よくて
興味からなのか脳が__ゾワリ。と揺れる。
「いつか、童磨の心を私に見せて欲しいな。」
この引くように出す声は何なのだろうか。
普段の声とは毛色の違う、妙に頭に残る声。
ソレを疑問に思いつつも
素直に言葉だけを解析して童磨は問いかけた。
童「心を見せるって、どういうことだい?」
心を見せて欲しい。
その言葉の意味が理解できない。
おおよそ目に見えるものでは無いし
見せようとか見たいとかそういうのものでは無い。
初めて言われたその言葉に首を傾げていると
スタっ。と立ち上がったが
ニッコリと笑ってその答えを童磨に伝えた。