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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第26章 命懸けのかまかけごっこ








無惨「……人のままで…ということか?」






どうやら言葉に嘘は無さそうだが
鬼になりたくない言い訳にも聞こえる
この一連の話に真意を探り出してやろうと
無惨がそう問いかけると

は微笑みを称えたまま
自分が人である無惨にとっての”利点”を
ここぞとばかりに伝える。







「はい、毒物の解明ともなると現代の医療は
とても役にたちます。…更に鬼殺隊では
藤の花を使った鬼用の毒物の作成等も
同時に行っていますので…そこも。
………お役に立てるかと、そう思っております。」






詰まるところ”鬼側に付く”そんな事を
微笑んで言ったに
無惨は疑いの目を隠すことなく向ける。

そちらを裏切るのであれば
こちらを裏切ることも考えられる。

提示された内容は ちょろちょろと
目障りな程動き回る鬼殺隊の対策も
自分の探している 日の克服 にも
場合によっては確かに役に立つのだろうが


それが本当に鬼の為なのか…残る問題は
それだと__スルっ。と触手でを
持ち上げて凄みをかけながら問いかけた。






無惨「………お前は…裏切るというのか。」


「…いいえ、裏切りは致しません。」


無惨「………貴様…ふざけているのか。」


「…っ…。(だぁ…融通聞かないな…私…。)」






”裏切る” それは言えなかったのだろう。

は直ぐに答えてしまった
自分の失言に後悔しつつも
ギチギチ。と締め付けられる触手を
回避する為にまた屁理屈をつむぎ続ける。




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