【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第8章 ただいま
□お祝いしましょう。
~救護所~
あの後救護所に戻り
一通り仕事を終えた柚樹は
帰り支度を済ませ玄関で履物を履いていた。
柚『今日の夕飯は豪勢にしよう。』
(けどの事だし、もう作って待ってるかもなぁ。)
柚樹はポソりと呟く。
カ『あ、あの、柚樹さん!
良かったらなんですが……。』
遠慮がちな声に柚樹が振り向くと
カナエとしのぶが少し気まずそうに立っていた。
その姿を見て、ああ、なるほど。と
微笑み優しく声をかける。
柚『も、帰ってきたし。
2人がよければ 夕飯、一緒にどうだい??
部屋はあるから良ければ泊まっていくといい。』
支度しておいで?
そう言ってやると、2人はパアッと
花が咲いたように笑った。
カ し 『『……!はいっ!!』』
元気に返事をした2人は
パタパタと奥の部屋へ駆けていく。
そんな2人の後ろ姿を見てポツリと呟いた。
柚『蝶よ花よ…かぁ 。可愛らしいなぁ。』
あの二人が蝶と、花なら
はなんだろうねぇ。
柚『うーん。タヌキ?……いや違うなぁ……。』
顔はタヌキだけど、うーん。
そんな下らない事を考えていると
荷物を持った2人が戻ってきた。
し『お待たせしました!早く行きましょう!!』
カ『ふふ、嬉しそうね、しのぶ。』
柚『そう言うカナエも楽しそうだよ?』
カ『柚樹さんだって、
ずっとソワソワしてたじゃないですか。』
柚『あれ?バレてたか。』
くすくすと、笑い話しながら、
3人は支心亭へと少し足早に向かった。