第26章 命懸けのかまかけごっこ

猗「…なぁ、鬼になったら抱いてやろうか？」






驚愕の声すらもでないは
とりあえず目を見開いて固まっているが
猗窩座も猗窩座で何故か言い放って固まっている。


とりあえず確実に猗窩座よ様子がおかしいのは
明確なのだが なにも言えず見つめ合っていても
どうにもならないとが
この 妙 な発言に対して何とか返答を絞り出した。






「……何がどうしてそうなったの。
ていうか……鬼って生殖機能あるの？？」

猗「……いや、恐らく無い。性欲というものを
理屈として知っていても体感はしたことが無い。」

「……だよね？必要ないもんね。」






必要無いし、先程の脱げだ 接吻だ は
”味見目的” だったわけでただの興味だろう。

いや、これもただの興味なのだろうが
鬼になったら抱いてやる は言葉的に
先程のやり取りとは少々趣向が違う。

生殖機能も無ければその行為では味も分からない
同族になったとしたら喰うことも無いだろうし

人が普通に考えたら 欲 的な物だと思うのだが
どうやら猗窩座本人は全く違うらしい。