【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第26章 命懸けのかまかけごっこ
猗「…あぁ!!…ほら、くれ!!」
「……ゆ…指噛まないでよ?
噛みちぎられたら流石に治らないから。」
鬼と人は……少し感覚が違うのかもしれない。
というか、怒っている癖になんだこの
おやつを強請る犬のような仕草は………。
と、色々とツッコミたかっただが
おそらくまた言い合いになるだろうと
自分の指を舐めて猗窩座の舌に ピトリ。と
つけると口を閉じて味見をした猗窩座が
何やら難しい顔をしだした。
猗「……ん”ー。何だ?また妙な心地だ。」
「ねぇ、もうそろそろ連れてってよ。」
もういい加減にしてくれと
が先を急かすのだが
猗窩座はまだ難しい顔をしたまま
まるで当たり前のようにそれを拒否した。
猗「鬼になったら恐らくコレは
もう楽しめないだろ。」
「ああ、それは…確かに。
そっか、私は鬼にされに行くんだもんね。」
そういえば、この下らないやり取りに
気を取られていたがそもそも猗窩座が
ここに来たのは を鬼舞辻無惨の
所へ連れていき 鬼にさせるため。
そうだった、そんな状況だったんだ。
と呑気な事を考えながら
稀血が鬼になったら血はやっぱり変わるのか?
と、わりとどうでもいい事を考えていると
猗窩座が突然またとんでもない事を言い出した。