【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第26章 命懸けのかまかけごっこ
猗「…馬鹿……力…だな…味見くらい良いだろう!」
「…そ…そんな…本気で…力入れないで…よ!!!」
ギリギリ 。とつかみ合う2人は接吻直前なのだが
メキメキと音がなるほど力づくなので
残念ながら 色気 というものは全くない。
最早、戦いのようなコレに
お互い意地になりだして怒鳴り合うように
自分の考えを伝え合う。
猗「何も…接吻がしたい訳ではないっ!!!
妙な………勘違いを………するなっ!!興味だ!」
「だ…!?…いや…そう言う問題…じゃなくて…。
あ”ー………っ!!…分かったから!1回離して!!
ほっぺ潰れるっ!!折れるっ!!!ねぇ!!」
猗窩座が頬を掴む力が余りにも強すぎて
メキメキ と音がする。
猗窩座も猗窩座でやましい意味ではなく
単純に 味見 がしたいだけのようなのだが
そういう問題ではないだろう。 と、
諦める様子がない猗窩座をが
足を使って無理くり引き剥がすと
猗窩座は座ったまま不貞腐れて怒り出した。
猗「………俺が押し倒せない女は
恐らくお前だけだろうなっ!!!!」
「何で怒ってるの!?こちとら女なの!!
そう易々と接吻なんてさせないよっ!!!」
猗「それが手っ取り早いと思っただけで
オレはお前の様な怪力女は趣味じゃない!!」
「それは知ってるけど、結果は同じでしょ!?
…はぁ…なら、指先に付けるから…それでいい?」
まあ、確かに。この体術に抜きん出た鬼に
押し倒されて引き剥せる女は位だろう。
あくまでも 味見の手段 なのは分かったし
とても興味があるのもわかったから
とりあえず渡すから落ち着いてくれ…。と
正直気乗りはしないが、与える方法を
提案すると猗窩座は怒った顔のまま
あんぐりと 口を開け舌を出した。