【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第26章 命懸けのかまかけごっこ
猗「なぁ、俺に喰われるとは思わないのか?」
「えぇ…自分が食べないって言ったんじゃん。」
猗「…いや、そうなんだが。」
あまりにも抵抗しない上に
顔を指で切ろうが首筋に噛み付こうが
少し体を揺らす程度で、されるがままの姿に
危機感 や恐怖心 はには存在しないのか?
と、猗窩座は疑問に思っているのだろう。
なんとも難しい顔をしてから
結局またの頬を舐め出した猗窩座に
いつまで続くんだと溜息をつきつつ
は ポツリ と抵抗しない理由を告げる。
「まあ、食べようとして来たら対処すれば良い。
それに、この血の理屈も分かるかなって。
中々、鬼とここまで話すことないからさ。」
猗「………まあ、それもそうか。
とりあえず、異様に甘い。…コレは好きだ。」
「(………甘い物…好きなのかな?
ん?鬼って甘いとか…ん”ー、味覚あるのか?)」
猗窩座相手ならば、恐らく対処できる。
自分の血が鬼にとってどんなものか知りたい。
は単純にその2つが理由で
されるがまま の状態なのだが
先程から 甘い 甘ったるい と繰り返すこの鬼は
味覚 というものがあるのだろうか…。
栄養価の高い 若い女の肉 を好むのは知っているが
それは 理屈的な…そういう話では無いのか?
そんなことを思うと
なんとなく 美味しそうに 自分の血を舐める
猗窩座にとても当たり前の疑問が湧いてきた。
「猗窩座……おいしい?」
猗「ぁぁ、…うまい。」
その問いにすぐに答えた猗窩座は
余程気に入ったのかまだ血を求めるのを辞めない。
けれど、不味い と言われるよりは
与える側としても うまい と言われる方が
だいぶ嬉しいが…にはその姿が
乳をせびる赤子のように見えてきたらしい。