【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第26章 命懸けのかまかけごっこ
猗「お前、鬼と散々戦っていて
何も試したりしなかったのか?」
ここまで強いのだ、疑問に思っていたのなら
何かしら対策をする そういう人間だろう。
そんな風に思ったが、自分の血が特殊な事を
知っていても どんな風に特殊か はまるで知らない。
それが不可解に思えたのだが
答えは何とも単純なものだった。
「…試すまでも…なかったというか。
一応医学的には調べたりはしてみたけど
何も分からなくて…実践って言っても
コレ試して凶暴になられても…ね??」
猗「…まあ、食いたくはなるだろうな。」
「でしょ?弱くする要素になるなら
それも良いけど。妙に興奮されてもねぇ。」
もで自分の血を調べては見たが
医学的に問題は特になく 稀血の一種 だと思う
程度の知識しかなかったうえ
鬼がやたらと寄り付いて 美味そうだ と
言うものだから 与えるわけにもいかず
こうやって まともに会話する鬼 など
それこそ 童磨 と睡蓮 位しか会ったことが
無かったため、この機会にも自分の血は
どんなものなのか。と、試していた様だ。
猗「…甘ったるい。もっとこっちへ来い。」
「ん”、ん”ー…。猗窩座も甘ったるいよ!!」
の後頭部を優しく抑えながら
機嫌良さそうに 血を舐める猗窩座は
何故かやたらと手つきが優しく
まるで慈しむ様な仕草を繰り返す。
猗「………何とも…これは酔狂だ。」
「(なんか、何してるのか分からなくなってきた。
やたらと手が優しいから………嫌じゃないしなぁ。)」
首筋は希望通りやめてくれたのだが
今度は両頬を掴んだまま頬に傷をつけ
溢れた血液を舐めとるよう味わう。
は、何かしら結論を得たい。
と、されるがままになっていたが、
なんとも甘ったるい動作に自分が何をしているのか
少々わからなくなってきたらしい。
そんな微妙な顔をしたを
見てから、猗窩座は首を傾げた。