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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第26章 命懸けのかまかけごっこ


□妙な人間と妙な鬼 (猗窩座)








猗「……おい、腕を貸せ。」

「………?…はい、どうぞ。」




手当が終わってすぐ、
ひたすらを観察していた猗窩座が
やっと話し出したので

深く考えずに手を預けると躊躇なく噛みつき
出てきた血液を チロチロと舐めだした。






「え”、喰わないでよ!?」

猗「……喰わないが…んー、やっぱり妙だ。」





何も手当が終わってからしなくても良いのでは
と思ったのだが、まあ気になって居たのかな。
と思いつつ 喰いはしない らしいし良いか…。

と難しい顔で血を舐める猗窩座を見つめていたが
突然こちらを見たまま ピタリ。 と固まった。





「………あの…猗窩座さん?」

猗「…妙だ。やたらと可愛らしく見える。」





それだけ言ってまた チロチロと
舐めだしたのだが、どう考えても猗窩座の方が
今に限っては、あきらかに 妙 である。






「(鬼専用のラッキースケベアイテムとか
………真面目に要らないんだけど。嘘だろ。)」





まさか自分の血は エロ漫画の如く
鬼に 自分が可愛く見える術 でもかけるのか?

そんなくだらないことを考えていると

唐突に腕を引かれて 膝の上に座らされた後
首筋に プツリ と
指先で切り傷をつけてから
そこから出た血液をまた舐めだした。


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