【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第26章 命懸けのかまかけごっこ
「鬼になった所で私は強くはなれないしね。」
自分がここまで強くなれたのは
人間である仲間達がそばにいてくれたから。
確かに元々人間離れした力は持っていたが
”心” が強くなったのは彼らのおかげで
それを 核 として動いているは
鬼となり仲間達から離れればもうこれ以上
強くなることなど出来なくなってしまうだろう。
守る者 に意味がある。それが彼女の
信念であり 力の原動力なのだ。
猗「……強くはなりたいんだな。」
こんな話をしつつも未だを
持ち上げたままの猗窩座は
”もっと強くなりたい” というの気持。
それだけはしっかり伝わったようで
コレは結局の所 自分と随分と似た思考の
純粋な生物で 鬼にならないのも強くなるための
過程なのか。 とそう解釈したらしい。
弱く脆い…そして老いていく。
そんな人間であり続ける理由は
一種の修行の様な心地なのだろうか。
彼はそんな風に思ったのかもしれない。
「なりたい。この世で1番強くなって
鬼を消し去って意味の無い手合わせがしたい。」
けれど、は
それを打ち消すような答えを告げた。
結果 ”敵” であることには変わりは無い。
それを伝えさせしなければ自分は絆されて
鬼になれ そんな思考は
いずれ老いたらでいい、それまで
己のやり方で鍛錬を詰めばよい。
そう変えられたかもしれないのに
目の前の阿呆はそれは何故か嫌なのだろう。
随分と真面目な顔でそれを伝えてきた。