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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第26章 命懸けのかまかけごっこ








「次は…………私の番だよね?」


猗「………ぁ、ああ。何時でもいい。」





小首を傾げながら聞く様子など
血さえついていなければ日常会話のよう。


そんな姿にまたなんとも言えない感覚に
陥りつつも、なんとか了承の意を示すと

次の一打の準備なのかは
____ひょいっ。と軽く後方へ飛びのいて
猗窩座から丁度よく距離をとった。







「……。(… えっと…技名…なんだっけ。)」

猗「……。(俺の……真似事をするつもりか?)」







どうもその構えは猗窩座のコピーのようで
片眉を上げて訝しげに見ていると

は実に楽しげにクスクスと笑いだした。





「…ふふっ。……術式展開…!!」





一瞬ふざけているのかと思ったが
の周囲が___チリチリ。と音を立て初め
それに合わせて土埃が上がる様子に

猗窩座は目を見開きその先に想像される威力に
ゾクゾクと背筋が震え異様な興奮を覚えた。






猗「それはなんだ?また……妙な術…か?」




思わず期待に口角が上がる。

いったいどんな隠し種を持っているのか
何を考えて、何をするつもりなのか
尽きない興味にドクドクと心臓が鼓動する。






「さっきの素敵な技。格好良かったからさ。
出来るだけそのままお返ししようと思って!」


猗「……面白い。…早くやって見せろ!!」


「…いくよ!!……脚式 飛遊星千輪っ !!」







猗窩座が気分のままに上げた歓喜の声に
は微笑んで同意してから
ググッ。と見てわかるほどの踏み込みをすると

チリチリ とした音がの
両足にまとわりついたかのように寄り添って、

異様な速さの蹴りが猗窩座の
顎付近に一直線におそいかかる。

形はおおよそ自分の 飛遊星千輪 と同じ
そしてその威力も恐らくほぼ互角。

何故ここまで似せる事が出来たのか
そんな疑問を抱きつつも ”これは実に素晴らしい”
と口角を上げながら猗窩座は蹴り飛ばされた。



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