【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第26章 命懸けのかまかけごっこ
「あ”ー…痛いっ!!猗窩座の綺麗な技を
間近で見れるのは嬉しいんだけどさぁっ!!
…………いや、容赦されるより断然マシだけど!
ありがとう!!めっちゃ綺麗だったわ!!!」
そんな猗窩座の心境は気にもかけず
何やら騒ぎ立てながらズンズンと
猗窩座の方へよってくるの姿に
ヒクヒクと片方の口角があがる。
言ってることも滅茶苦茶だが
そもそも、この物体はいったい”何”なのか。
そんな得体のしれない感覚を誤魔化そうと
猗窩座の口がほとんど勝手に動きだした。
猗「………喋れるのか?いや叫んでいる。
…一体なんの礼だ………訳が分からない。
………な、何だ!?本当に人間なのか!?」
疑問を口に出していないと、この異様な雰囲気に
呑まれてしまいそうだ。と額に冷や汗をかくが
その原因のはついに既に近くまで
ちょこちょこと確実に近づいて来ていて
あろう事か ニコニコと機嫌良さそうに笑っている。
「だから、人間だってばっ!!
秘策が成功して良かった。足折れたでしょ?
猗窩座は鬼だから意味無いのが癪だなぁ……。」
猗「…な…何を…血塗れで笑っているんだ。」
「流石に痛いから、笑ってないと
やってらんないんだよっっ!!!」
この笑顔は痛みを紛らわすためらしいが
そもそも飄々と近寄ってくる時点で
は明らかに異常なのだが。
本人はそれへの認識は全くないらしい。