【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第26章 命懸けのかまかけごっこ
猗「(……本当に………避け無かった…。)」
それだけでは無い。顔色ひとつ変えずに
恐怖の色ひとつ見せずに受けきった。
自分の拳はそこまで弱く見えたのだろうか。
おおよそ確実普通ではない反応に
驚かぬ方が無理なことなのだろう。
「ほら、猗窩座…次は私でいいんでしょ?」
猗「……あぁ、早くしろ。」
しかも目の前生物は口から血を流していながら
軽やかに笑って、当たり前のように構えている。
鬼と1発づつ…キチガイとしか思えない
この行為すら楽しんでいるのか?
そんな事を猗窩座が考えていたら
まるでお返しだと言わんばかりに
先程自分が打ち込んだのと同じ位置に
異様に重い拳が襲いかかってきた。
猗「……っ……がハッ。」
「あらー、穴空いちゃったね。」
その場で何とか耐えたのは
吹っ飛ばないようにが肩を抑えたから。
本当にそれだけの理由で
それが無ければ確実に後方へ飛んでいただろう
その拳は猗窩座の腹を見事に貫くほど強い。
猗「(拳1つで……俺を貫いた……。)」
日輪刀ですら余程強い者でなければ
傷をつける事もできぬ自分の身体。
それを当たり前の様に貫いた拳の主は
何とも不快そうに顔をゆがめている。