• テキストサイズ

【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第26章 命懸けのかまかけごっこ









「う”ー。私が不利だけど……いいよ。
それで良いから、早いとこやろう。」

猗「……本当にキチガイだな。」






パンパン、と土ホコリを落としながら立ち上がり
結局了承したに流石に目を見開く。



猗窩座も提案したは良いものの
恐らく成り立たないであろうコレに
こんなに簡単に頷くとは思わなかったのだろう。






「自分で言ったんでしょ?
どの道、納得するまで話してくれないし。
けど、…納得したらちゃんと話聞いてよ。」


猗「……3発だ。3発耐えたら聞いてやろう。」






ほれほれ。と先手まで猗窩座に譲ろうと
手を上げる姿に ”こいつは本物の馬鹿なのか?”
とほぼ自殺行為に近いそれにため息をつきつつも


おおよそ耐えられないだろうが
勝負は勝負だ。と目の前キチガイの頼み事を
条件付きで妥協してやると
は何とも嬉しそうに微笑んだ。






「あれ、優しいんだね。じゃあどうぞ!!」

猗「(…早々に殺しては…面白く無いな。)」





はいっ!と手を大きく広げる姿に
このヘラヘラした面を歪ませるのも悪くない。

と一打目を放つためにそっと構えをとる。







「……猗窩座の構え…綺麗だよねぇ。」


猗「……呑気なやつだな…。」




近くでまじまじと見る猗窩座の構えに
惚けたようなため息をついたに

一言そう言うと、
容赦なく土手腹に拳をくい込ませる。

1ミリも顔色を変えることなく
避けることもせずにそれを受けたは
血を吐きながら後方へと吹き飛とんでいった。






「………ケホッ…。…キッついなぁ…。
(…ヤバいな、オーラでガードしても骨折れた。)」





しっかり着地をして
腹を抱えながらヨロヨロと元の位置へと向かう
その異様な姿に猗窩座また目を見開く。



確かに殺さない程度にはしたつもりだが
こんなにすぐ立ち上がる事など出来ない筈。


こいつは本当に人間なのか?


そんな疑問が頭に過ぎるがもう1つ
この1連の動作で衝撃だった事がある。



/ 1763ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp