• テキストサイズ

【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第26章 命懸けのかまかけごっこ









猗 「「お前と戦いたいっ!!!」」





本当にまともに戦いたいのだ。

ここまで同じ動きで己の拳を避け続ける。

それはつまり
常人のソレではなくおおよそレベルが
同じでなければ成り立たない事。


戦いを好むのなら尚のこと。

目の前に居るのは最高の好敵手な筈なのに。






猗 「「何なんだコレはっ!!!」」






頭を抱え月に叫ぶ2人は随分と滑稽だが
この心の叫びは切実だ。

これでは話も始まらないし
拳で分かち合う…いや、ある意味心は通じたが
この通じ方では何の意味もない。







「あ、猗窩座……不本意だとは思うんだけど
どうやら私達は拳だとやりあえないみたい。」







とりあえず、なにもしない訳にもいかず
お互いあぐらをかいて見つめあっていたが


が何とか沈黙を破り話し出した。


どうしようも無さそうな事実の確認に
ため息を着きつつも頷いて同意してから
猗窩座は顎に手を当てて打開策を伝える。







猗「…あー。お互い避けずに一撃づつ…どうだ?」

「…わ…私一応、人間だからなぁ…。」





まあそれなら、単純な根比べ。

お互いの強さもありありと知れるだろうし
先程の様な滑稽な事にはならないが。


直ぐに治る猗窩座と違いは人間だ。


通常なら猗窩座の攻撃を避けずに受ければ
いくら丈夫であっても単純に死ぬ。

2打目……それが存在するのかすら不確定だ。



/ 1763ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp