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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第26章 命懸けのかまかけごっこ








猗「人より鬼の方が強く純粋で美しい。」

「人の想い は強かで傲慢で何よりも愛おしい。」





お互い拳を握りながら伝えた本音は
鬼と人 の意地の張合いのようで

お互い目の前の好敵手とも取れる相手に
理解させたいと思いつつも
それは恐らく無理だろうと似た者同士
嫌にすんなりそれを理解してしまった。





猗 「「 考え方を変えるつもりは
お互いさらさら無さそうだな…。 」」





声が妙なほど重なり お互い構えも
やたらと似ている。瞳も同じく
ワクワクと光り輝いていて妙な一体感を覚える。






猗 「「言葉で言っても……。
分からない…なら……ん?…武道家なら…
…ぶ、武道家…らしくっっ!!!」」





それにしても…いや。嫌味なほど似ている。

物の見事に吃る言葉まで揃いで
真似をされているのかと腹が立つが
偶然だろうと何とか言葉を紡ぐ。





猗 「「こ……拳で分から……せる…
のも悪く…こ、この!!ふざけてるのかっ!?」」




ついに言葉の途中で地団駄を踏み出したが
まるで鏡のようにそらすらも揃ってしまい

これは確実に馬鹿にされている。

真面目に向き合ったこちらが阿呆だったと
じーっ、とお互いを睨み合うが
結構のところ………それすらも鏡のような姿。



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