第25章 強化合宿はじめます

杏「そんな本来色気の無いと感じる反応でも
酷く可愛らしく見える。……分かるか？」

「…っ…な、なにが！？…流石にここでは…。」





調子に乗って舌を這わせて
密着してるのをいい事に

既に固くなった逸物を尻擦り付けてやれば
下手くそな言い訳をして逃げようとする。

その逃げる力が余りにも強くて
こいつは本当に 雰囲気 を読めないなと
また苦笑いしそうになるが
結局ある程度で逃げるのを辞めたので

だいぶ強い照れ隠しだったのか……。
と安心したからとりあえず今はもう
揶揄うのはやめてやろうかと思う。






杏「もちろん…ここで襲いなどしない。
けれど本当は…今すぐに全て触れたいし
必死で自制はしている。それくらいは
…分かって貰えないと…少し癪だ。」


「………っ……助平！！」







赤い顔を隠して助平 ！！と
元気に言い放った姿に笑ってしまう。

ここは普通…目を見開いたりして
しおらしく、求めてくるのが定番だと
何となくそう思うのだが…まあそれも
ズレているらしくて

結局可愛いな、と思う俺は本当に
目の前のこの娘にとことん落ちているんだろう。