【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第25章 強化合宿はじめます
杏「なんだ、嫌なのか?冗談だとしても
自分から誘っていただろ。色気のある関係
だなどと言うくせに、それは矛盾しているぞ?」
先にあんな大胆な揶揄い方をして
期待させたくせに、それは矛盾している。
それを素直に伝えてると
”それは本当だし嫌じゃないの”と
困った顔で言いながら膝の上で横向きに
向きを変えたは
胸元にくっついて顔を隠すと、ポソポソと呟いた。
「…杏寿郎は…余裕そうでズルい。
平気でそれっぽい誘いするし…私ばっかり…。
今触られたら……私……心臓破裂すると思う。」
そう言われて背に置いて居た手に集中すると
バクバクと心配になるほど心臓が高鳴っていて
いったいいつからこうだったんだ?と
そんなことを考えていたら、
何とか言い訳でもしてもう少し…などと
そんな欲が湧き上がってきた。
杏「男が目に見えて余裕を無くしたら
格好がつかぬだろう。…けれどそうだな。
どれ、少し試してみるか?伝わらぬのは癪だ。」
言い訳混じりだが、本音も入っている。
好いてる女には男らしく、
余裕があるように思われたと俺はそう思う。
今も阿呆の様に心臓がうるさくて
このまま押し倒そうかなど考えるが
何とかそれを呑み込んでいるんだ。
そこは貫きつつも、少しはこの格好つけを
理解して欲しい…そんな事も同時に思う。
だからこのまま少し強引にでも味見をしよう。