【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第7章 最終選別
□終わりと鷹
あれから真菰と別れ
迎えた七日目の朝__。
「…。(なんかあっという間だったなぁ。)」
鬼さんホイホイは相変わらずで
ほいほいと出てくるためひたすら切り続けて
その合間に普段できない念の修行。
それから、呼吸の開発。
お陰では寝不足気味だった。
「(…早くお布団で寝たい。)」
藤の花が咲き乱れる山の中腹にに戻ると
見知った顔を見つける。
真『ーっ!!』
「真菰っ!良かった。お疲れ様っ!!」
飛びついてきた真菰を抱きとめ
ギューッと、抱きしめる。
真『早くお風呂入りたい。』
「そうねぇ、水浴びしか出来なかったから
あったまりたいよねぇ…。」
2人でわいわいと話していると
凛とした声が響いた。
『おめでとうございます。
よくぞご無事で戻られました。』
これで晴れて鬼殺隊でございます。
その言葉にそこにいる隊士は
真剣な眼差しで声の方を見つめた。
その視線に答えるようにスラスラと喋りだした。
『先ずは、隊服を支給させて頂きます。
体の寸法を測り、階級を刻みます。』
「(階級かぁ。)」
『階級は十段階ございます。
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸。
今現在皆様は一番下の癸でございます。』