【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第25章 強化合宿はじめます
「杏寿郎っっ!!ご、ごめんね?
そんなに泣くほど食べたかったら
食べてても良かったのに……。ごめんねぇ。」
正座してみんなの帰りを待っていたが
あまりにも腹が減ったんだろう
真顔で夕食を凝視する杏寿郎は涙を流していた。
杏「……まだか!!まだ駄目なのか!?」
し「………煉獄さん…。」
実「お前ェ…本当に犬っころみてェだなァ。」
宇「煉獄っ!!よしっ!!食っていいぞっ!」
杏「うむっ!!いただきますっ!!!」
何故天元の指示に従っているのかは
もうノリなんだろうが、お許しが出た杏寿郎は
行儀よく手を合わせてからま吸い込むかのように
勢いよく夕食を食べ始めた。
その勢いの凄いこと…普段も早いのだが
余程腹が減っていたのだろう。
あまりの勢いに流石に一行も焦り出す。
実「ゲっ!!急がねぇと無くなるっ!!」
し「…さ、先に…取り分けておかないと…。」
杏「うまいっ!!日本人は米を食べねばなっ!!」
「ふふっ、そうだねぇ。杏寿郎は本当に
美味しそうに食べるから見てて幸せになるよ。」
宇「ほら、これのな。
そんなのんびり見てると本当に無くなるぞ?」
「うん!!ありがとうっ!!」
実「……よ…よくそんなに早く食えんなァ。
ちゃんと噛んでるのかァ?いや、吸ってねェか?」
杏「うまいっ!!うまいっ!!うまい!!」
「ふふっ、わっしょいっ!!うまいっ!!」
杏「うむ!わっしょいっ!!うまいっ!!」
宇「煉獄……お前はそれでいいのか?」
し「良いんですよ…普段はコレで。
煉獄さんは決めるところはキメますから。」
実「(…最近煉獄が本当の犬に見える……。)」
楽しい夜はまだまだ続く。