【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第7章 最終選別
「…多分あれ、真菰ちゃんだった。」
今年受けて良かった…。はそう呟いて
手をぎゅっと握る。
「早く見つけなきゃ。手鬼に見つかる前に!!」
ダッと地面を蹴り木と木の間を走り抜ける。
先程の女の子、どちらにせよ狐の面をつけていた。
鱗滝さんのお弟子さんで間違いないだろう。
「……………居たっ!」
は森を歩く狐面の少女を見つけると
木に紛れ様子を、伺う。
「(これは尾行の訓練と…、
オーラ移動の訓練も、一緒にできるかな。)」
"絶"っ。
一呼吸置くき、予め薄くしていた
自分の気配を更に完璧に消す。
「(足の裏にオーラを集めて…木に吸着させる。)」
気配が漏れぬ様に…。
ほんとに微かに、薄皮1枚ほど。
「(………集中力が居るな…これは。)」
………。自分のスタミナと相談して
休息をどのタイミングでどうとるのか、
が今回1番の難関だなぁ…。
「(私、自分の限界を見極めるのが
1番苦手なんだよなぁ………。)」
苦笑いをしながらもの瞳は
狐面の少女をしっかりと捉えていた。