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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第7章 最終選別


□最終選別開始

「これを嫌うなんて、鬼は可哀想だなぁ。」

こんなに綺麗なのに。

美しい藤の花が咲き乱れる長い階段を上がりながら
ぽつりと呟く。

頂上には30人弱の人達が険しい顔立ちをして
その場に集まっていた。


「…。(なかなかの緊張感だなぁ。)」


私、こういう雰囲気苦手だなぁ。といいつつも
さして気にせず隅の方で座っていると
凛とした声が響いてきた。



『皆さま。今宵は最終選別にお集まりくださってありがとうございます。』


その場に居る全員が其方に顔を前に向けると
白い髪の綺麗な女の子が提灯を持っていた。
その口元はキュッと引き締まってる。


「…。(あまねさんの幼少期??)」


『この藤襲山には鬼殺の剣士方が生け捕りにした鬼が閉じ込めてあります。鬼共は嫌う藤の花が一年中咲狂っている為この藤の檻より逃げることが出来ないのです。』


『…。(かわいい…天使みたい。)』




『しかし此処から先には、
藤の花は咲いておりませんから、鬼共が居ます。
この中で七日間生き抜く。それが、最終選別の合格条件でございます。』




『では、行ってらっしゃいませ』


その台詞を合図に周りの人々は
その女の子の後ろにある奥の道へと進んでく。


その様子を険しい顔で見送って
は1番後ろから森に踏み込んで行った。




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