【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第7章 最終選別
いよいよ、最終選別かぁ…。
トコトコと歩きながらは
ぼんやりと考えてた。
「今回はちゃーんと、日輪刀も借りてきたし。
……ちゃんと、剣で戦おう!!」
体術と比べると少し苦手なのよねぇ。
と言いながら自信なさげに刀を見る。
「私も 壱ノ型 とかやって!…あれ?」
私、自分がなんの呼吸か知らないんだけど!?
すっかり忘れてた!
え、私もしかして才能ない?
は、わたわたと慌てだした。
「……さねみんと義慈さんとお揃いも捨てがたいけど、
悲鳴嶋さんの岩の呼吸も最強!って感じでいいし、
柚樹さんの雷の呼吸も凛としてかっこいいし
煉獄さんの炎の呼吸も気迫が凄くて素敵だったし
カナエさんの花の呼吸も絶対綺麗だし………。」
……あれはその人が使うから素敵なのか。
私には何が似合うんだろうか。
「…全集中 ネガティブの呼吸 壱ノ型 自信喪失!」
刀を抜いてポーズをキメる。
その型がやけに綺麗に出来てしまい
なんとも言えない気持ちになる。
遠い目をしては
ハハハッ。っと乾いた笑いを自分に送った。