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君だけ欲しい【気象系BL小説】

第2章 君色に染まらせて




テレビの前のソファーに座って一緒に作ったハンバーグを食べながら録画してあった夜会を見た。智くんのお陰で風邪が治って絶好調だった時のやつだ。

智「ふふ、本当だ。翔くん何時もより楽しそう」
翔「だろ!!キャストさんとの掛け合いとかも上手くいったし、あ!ここ!滅茶苦茶笑い取れたやつ!!」
智「んはは!!翔くん何やってるのww」
翔「有吉さんが振ってくるからさ笑 でも現場盛り上がって良かったな〜!」

その後も俺がここを頑張った!ここが上手く行ったんだって智くんに話して、俺の事凄いね、頑張ってるねって滅茶苦茶褒めてくれた。智くんが聞き上手だからつい沢山話してしまう。



寒くて真っ暗な家に帰ってスーパーで買った寿司と缶ビールで晩酌して適当にシャワーを浴びるだけだった俺のプライベートは智くんのお陰でこんなにもあったかくて幸せな時間になった。

翔「智くん、今日はありがとう。ハンバーグ初めて作ったけど智くんのお陰ですげー美味しいよ。プレゼント、喜んでもらえて良かった」
何度言っても足りない感謝の気持ちを伝えると智くんは突然思い出したように立ち上がった。

智「あっ!そうだ」
翔「なに?どうしたの??」



智「ふふ、あのね、俺も翔くんにプレゼントあるの」

そう言うと智くんはちょっと待っててね。とリビングを後にした。


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