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君だけ欲しい【気象系BL小説】

第2章 君色に染まらせて



>>>翔side

ここ最近の俺は随分と調子が良い。

翔「おはよ」
マ「おはようございます〜」

マ「翔さん最近痩せました?」
翔「やっぱり?最近色んな人から言われるんだよ」
マ「なんかすこしシュッとした感じします」

朝起きて身体が軽いし、ダイエットしてるわけじゃ無いのに少し体重も落ちた。昔は蕎麦ばっか食って無理矢理体重落としてたからリバウンドも激しくて。だけど今は健康的に痩せてるって感じがする。
何より疲れて顔がむくむ事が無くなって、色んな人から痩せたね、とかカッコいいって言われる頻度が高くなった。

それもこれも全部智くんのお陰だ。

智くんが夕飯を作って待ってくれるから、昔はノリで付き合ってた飲み会も必要最低限は行かなくなったし、智くんが毎晩栄養バランスを考えて献立を立ててくれるから体調もバッチリだし、智くんが居るから部屋も綺麗で気持ちがいいし、智くんが俺の話をちゃんと理解して聞いてくれるから、心がめちゃくちゃ安らいだし、智くんが居るから俺は今日もお仕事頑張ろうって思えた。

俺、もう智くん無しの生活なんて考えられねえかも。


マ「今日は雑誌のインタビューとそのあとドラマの撮影があります」
翔「りょーかい!」



家に帰ったら智くんが待ってるって思うとどんなに辛い仕事も頑張ろうって思えて。今の俺は何でも乗り越えられる気がした。
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