• テキストサイズ

君だけ欲しい【気象系BL小説】

第1章 隣にいてよ



智くんから貰った風邪薬もちゃんと飲んで取材と収録をしっかりとこなした。体調不良が1週間も続いてたもんだから収録の時はレギュラー陣の人はよかった!!と安心してくれた。知らず知らずのうちに心配を掛けていたみたいだ。収録中も楽しくて、何処かで淡々とこなしていた仕事にも身がしっかり入るようになって、これも智くんのお陰だなって思った。

予定よりも2時間巻きで収録は終了し、現場は飲み会に行く雰囲気になる。

「ほら、どうよ?櫻井君も。折角巻いたから飲みに行かない?有吉さんの奢りだってさ」
翔「お誘いは凄く嬉しいんですけど、すいません。俺、今日これから予定あるんです」
「櫻井君今日はもう上がりだよね??あ、もしかしてコレ?」

ディレクターが小指を立てて来るから俺は少し戸惑った。

翔「違いますよ!!笑 本当に用事あるだけなんです。また誘ってください!」
「りょーかい!じゃあ今日は残念だけどまた誘うわ」

上手くその場を切り抜けて俺はマネージャーの待つ車へと向かった。
/ 48ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp