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異次元の出会い(魔入間)

第36章 嵐



洞窟の奥に、エリゴス・シネルはいた。
手元に怪しい道具があって、何やら作っているらしい。

「確保!!!!」
「おう!!」✖️2
「何だぁ!?」

諸悪の根源を捕まえて、アズ君とクララちゃんの目的のものを回収。
作っていたものを物的証拠として差し押さえた。

職員室を訪ねれば、
モモノキ先生とカルエゴ先生がいた。
差し押さえた物をモモノキ先生に渡す。

「多分、これがアメリ生徒会長に使われたと思う薬です。解析をお願いします。」

数分で解析されたそれは、やはり、

「間違いないわね。」
「生徒会に連れてって。」
「了解いたしました。」

これで、問題は解決ね。

「モモノキ先生、ありがとうございました。」
「いいえ。解決への協力感謝するわ。」

そう言えば、
立ち会ったカルエゴ先生に投票はどうなったのか訪ねた。

「現生徒会長が再選だ。」
「ああ、良かった。」
「良かったのか?」
「えっ?」
「生徒会長にいちゃもんつけたらしいと聞いているが?」
「またその話し……」
「何だ、違うのか?」
「違いませんが、その時とは状況も事情も違うんです。」
「そうか。」
「はぁ、でも、これでもうすぐ入間も帰ってくるでしょう。やっと、おじいちゃんからのスキンシップから解放されるー」
「……それは、ご苦労様だな。」
「正直、疲れました。」
「あとで、シチロウの所に菓子でも持っていこう。」
「あ、それ良いですね。私もカムカムさんの所で見繕っていきますね。」
「でわ、後程。」


どうせ、今日は授業も無いから早々にカムカムさんの売店でお菓子やらを見繕って、早めにバラム先生の所に乗り込んだ。

「たのもー」
「!?美雪ちゃん、来たの?」
「はい。後から、カルエゴ先生も来ますよ。」
「今日は来ないと思ったけど。」
「おじいちゃんの愚痴をカルエゴ先生に言ったら、労ってくれて、バラム先生の所でお茶会をする提案を頂きました。」
「おや。珍しいね。」
「ですよねぇー」
「じゃあ、お茶の用意をしようね。」

1時間ほどしてカルエゴ先生も合流して、お疲れ会をした。

最後は愚痴会に成ったけど。
楽しかった。
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