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異次元の出会い(魔入間)

第33章 スキ魔⑪



朝。
昨日は着替えないで寝たのだが、朝にはちゃんとパジャマを着て寝ていて、恥ずかしくなったが、所詮、魔術だ。
恥ずかしいことはないだろうと考え直した。
オペラさんが直接、着替えさせたと言うのなら、考え直さないといけないけど。

「おはよう入間。」
「おはようございます。美雪さん。」

昨日は何時に帰ってきたのか尋ねると、
私が寝た後ぐらいに帰ってきたようだ。

「あ、見ましたよ、」
「?何を?」
「これ。」

ス魔ホの画面を見せられた。
そこにはとある画像が。
それは、昨日の着せ替えでした服装。

「何で入間が、」
「おじいちゃんからもらいました。」
「…恥ずかしい」
「何をおっしゃいます。まだまだ美雪様の魅力を引き出すには力不足。」

朝食を運んできたオペラさんが熱く私の魅力を力説してくれました。

「……わかったから、朝ごはん頂戴、」

もう、朝からげんなりですよ。

「……わかりました?私が距離を置いていた理由。」

ブンブンと首がもげるくらい頭を振ってうなずく。

「ですが、解禁されたので、覚悟なさってくださいね?」
「!!??」

見慣れない笑顔が投げ掛けられて、入間共々固まってしまった。

狙いを定めた表情。

ああ、地雷を踏んでしまったようだ。
アーメン。

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