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異次元の出会い(魔入間)

第21章 師団への挑戦



はぁ~お腹すいた。

午前中の授業が終わり、お昼になった。
お腹ペコペコな私達は、学食堂にきていた。

「わぁ~ベトの食事、豪華になってる!」
「良かったね、入間ち。」

アレフから、ベトになって、学食のメニューが大分違っているらしく、食べているときの入間君は、本当に幸せそう。
微笑ましい。
それにしても。

「人、少ないね?1年塔の食堂がこんなにガラガラなの始めてみた。」
「ええ、実は、」
「あー!アスモデウス様だ!!」

何!?
黄色い悲鳴。
4人の女子生徒が乱入してきた。
うわぁ~苦手なタイプ達だー。
入間君を潰すとか許すマジ!
引っ掻いちゃろか!?💢

「入間って、教師を侍らせて、谷の猛獣を操り、同級生を襲ったって言うあの極悪魔!?近づいたら襲われるよ!?」

脚色され過ぎじゃない?
例え、襲ったとして、あんたみたいなのは襲いたくないわい!!
でも、入間君のタイプはこんな娘とか?
いやいや。あり得ない。
だったら、アメリ会長で良いよ。
あ"あ"!?
入間君が突き飛ばされた。

「大丈夫、入間君!?」
「あはは、大丈夫、大丈夫。」

入間君に駆け寄る。
何してくれとんのじゃ、我ぇ!?
凄みたくなった。
いけすかない女悪魔達。

「違うよ!入間ちはこの前、ベトになったんだよ!」

手のひら返しで、ちやほやしだして、私を無視して入間君を連れてった。
何あれ?
ランクで言えば、私だってダレスだけど!?
あんた達みたいなの、蹴散らせるんだけど?

けたたましく鳴り響くサイレン。
その音に慌てて食堂を出ていく女悪魔達。
ベーッだぁ!
2度と来んなぁー

「何をあんなに急いで…?」
「そうでした、此方を」

アズ君は1枚のチラシを見せてきた。
師団?何だろう?

「この話しがしたくて食堂までお連れしたのです。」
「師団?」
「はい。ランク昇級を主な目的とした、言わゆる団体活動です。」

ほうほう。
共通の特技や趣味嗜好を持った者達が集まる団体ねぇ?
こう言うのを呼ぶ呼び方あったよね?
なんだっけ?


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