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異次元の出会い(魔入間)

第83章 誉れ



ですよねぇー
そうですよねぇー
先生が真面目に褒めてくれてるわけないよねぇ。

「まぁ俺らはいいけどさ~
せめて、音楽チームは褒めてあげなよ。」

ジャズ君がそう言って、周りも
「そーだー!!そーだー!!」
と同意。

たまたま近くにいた私たちに一瞥視線をくれて、
鞭を取り出したかと思うと、

ぽん。ぽんとプルソンと入間の頭を鞭でなでた。

2人は、大層感動したようで、振るえていた。
私は?

鞭を仕舞ったかと思えば、
頭をこれでもかってほど撫で回され、
髪型はぐちゃぐちゃ。
挙げ句、ほっぺたを両手で挟み込まれ、
顔の形が歪んで変顔になってもしばらくやめてくれなかった。
この時ほど、パンの生地に成った気持ちになれたのは無い。

「あ"あ"あ"!!」
「女子のほっぺたを触ってる、だとぉ!?」
「セクハラー!!」
「エロ魔神!!」

私だけ他の2人と扱いが違うと、大ブーイングの嵐でした。
悪口(?)言ってた人物達は締められてたけど…

……ちょっと、嬉しい(照)

その後、プルソンを褒め倒したいメンツが、褒めミサを強行し、
魔王様ゲームで盛り上がったり、
チェルシールで伝言ゲームならぬ変身ゲーム(罰ゲーム?)で楽しんだ。

いつの間にかプルソンのお母さんが混じっていて、
ちょっと揉めて、1人教室の外に出ていったプルソン。
戻ってきたときには、皆で認識阻害メガネで脅かしてやった。

「ソイくん!お帰り!!」
「うん!ただいま!」

王の教室に場所を移し、
皆で楽器演奏。
問題児達の楽団。

ーーーパパラパ

「おっ?ピクシーだ!」
「問題児クラスの…プルソン・ソイ!」
「音楽祭まで全然きがつかなかったよなー」
「凄い1人がいたもんだ…」
「問題児クラスって、バビルスの魔ケーストラだね!」

音楽祭終了!!
問題児クラス
全員[4]昇級!!
(2名除く)

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