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異次元の出会い(魔入間)

第77章 求愛



ここは、衣装部屋
(仮眠室と壁には書いてある。)
今から、
衣装をチョイス。
するはず。
なんだけど?

各々、着たいものを漁ってますが、
メインはエリザベッタとプルソン君。
入間の鎧は、目立つから駄目。

でもなー目立たせたいけど、目立ちたくないプルソン君に、重い感じの衣装はなー
私てきには、無しだと思うのだけど。

「ねぇ、もうちょっと目立つ服着ない?
例えば、これとか?」

白の衣装。
さしずめ、白馬の王子様ファッション。

「えっ?……でも、これは、」
「駄目?白馬の王子様風で格好いいのに。」
「……これ着たら、モテるかな?」
「良いんじゃないの?好感度はあがると思うよ?」
「へー、ちょっと、考えてみようかな?」

まるっきり、乗り気じゃないとかでもないらしい。
良かった。

「楽しい?」

入間のわがままで無理に誘った。
のていになってるから、どうかな?
と、思ったけど、

「うん!」
「良かった。入間とも仲良くしてね?」
「もちろん。…美雪とも、ずっと仲良しだよ?」
「……嬉しい。ありがとう!」

良かった。
プルソン君も楽しんでいるようで。
確実に、彼の為にもなっている。
それが、嬉しかった。

ずっと、続けば良いと思った。
ザッ青春だと思えるほどに、
目標に向かって努力して、皆と切磋琢磨する。

ああ、自分は、生きている。
と、実感できるほどに、充実してた。

自主連して、皆ととおしで何度もタイミングをあわせて。
何度も音を重ねた。

それなのに、これは、無いよ。
プルソン君。

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