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異次元の出会い(魔入間)

第66章 休息



きっと、深層心理では、過去と現在の悩んでる内容がリンクしてるんではないかと自分なりに予測してみる。

今、悩んでいることは、ざっくり言えば、人間関係。

私は、どうしたいのだろう?
反骨精神で、この数週間、秘密の特訓に耐えてきて。

収穫祭と言う通過点は自分としては及第点。
ただ、カルエゴ先生を見返せたか謎なので、評価は低い。

「…先生。私、ここ(魔界)に居ちゃダメかな…
居ない方が良いのかな?」

また、気分は落下していく。
浮き沈みの激しい現状は、どうすれば打開できるのだろう?

ズブズブと気持ちの底無し沼に沈んでいく。

自分で、抜け出さなきゃ。
それくらい出来なきゃ、駄目だよ。

見えない、もう一人の自分が叱咤してくる。
耳を塞いでも、心の中の声だ。
聞こえなくなる訳じゃない。

ああ、墜ちていく。
沈んでいく。

もう、私は、抜け出せそうにない。





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