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異次元の出会い(魔入間)

第5章 悪魔の友達。



「そこのそれは何だ?」
「私!?私、クララ。私がね売店にドーンしたら、怒られてね!でも、アズアズがお菓子くれて、ミユミユが頭撫でなでしてくれたの!あ、エギー先生、チョコ好き?ポケット入れとくね!」

勢いによる圧はすごいかな。

騒がしい+無節操+マイペース=カルエゴの苦手なタイプ

「帰る」

もう、関わると大変なことになる。
本能的に悟ったが、もう、手遅れ。

「エギー先生、入間っちの使い魔って本当?」

帰ろうとするカルエゴ先生の服の裾を全力で引っ張って繋ぎ止めるクララ。

「見たい見たい。召喚見たい!」
「ええい、放せ!!」
「入間っち、そこのシール取って。」
「う、うん?」
「手にはって。」
「うん。」
「万歳して」
「おい、ちょっとまて、」
「ばんざーい!」

ぼっふん。

あーあーやっちゃった。
見事カルエゴ先生は使い魔として、召喚させられたのでした。
……フワモコだ。

「待てと言ったら待て、貴様ァアアア!」
「す、すみません!!」

おうおう。
小さい羽でパタパタ一生懸命飛んで、ぐるぐる円をえがいて飛んでる。
クララちゃんはそれを何とか捕まえようとしている。

「ええい、もういい、手を叩け!」
「えっ?リズムをとるんですか?」
「召喚解除だバカ者ー!」
「えっ、あっ、はい、」

手を叩こうとして、

「突く!!」
「ひぃ!?」

カムカムさんの竹槍が飛んできた。

「万引き許さん!!」
「万………っ!!」
「あっ、これ、売り物だ」

そうだね。
お金を払ってからじゃないと開けちゃいけないよね?

カムカムさんが入間君達を竹槍で攻撃して、逃げて行ってしまった。
……私、置いてかれたね。

「おい、ちょっとまて、召喚を解け!」
「お支払しろ💢」

網で捕獲されたフワモコカルエゴ先生。

「カムカムさん。私、払います。」

シールとアイスのお金を払い、カルエゴ先生を解放してもらった。

さて、入間君達を探さなきゃ。
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