第42章 学びの楽しさ
カルエゴ先生がバラム先生に近づく。
「元気そうだな。シチロウ。」
「やあ、カルエゴくん」
拳を重ねる。
こう言うの見ると男の友情とかって良いな~って思う。
仲良しの2人を不思議そうに眺めるクラスメイト達。
「あの~お二方の関係って?」
「同級生。元・悪魔学校の生徒でね。」
「腐れ縁だな。しかし、行きなりくるんじゃない。」
「そうだよね。みんなビックリしてるもんね。」
「確かにびびったけど…」
「それ以上に、カルエゴ先生………」
仲の良い悪魔居たのか…!!
って顔で数人がカルエゴ先生を見てる。
私だって考えてることがわかったんだから、意中のカルエゴ先生は……、
無言でジャズ君とリード君の頭を掴んで力をこめてる。
痛そうー…
さわらぬ何とかに祟り無しだ。
離れとこ。
「(君が人間だとバレてないか心配で見にきたんだけど、)どうやら、試験がピンチのようだね。
美雪ちゃんからの要請も有って、秘密兵器を授けよう。」
入間はバラム先生に連れられて教室を出ていった。
ちょっとは入間の悩みを解決できれば良いなと思う。
放課後。
魔具研の部室によれば、3人は試験勉強中。
「差し入れ持ってきたよ。」
「美雪様。魔茶をお入れします。」
アズ君が席をたつ。
「どう?進んでる?」
「うーん。まだ全然。」
「歌を歌うと覚えれるよ!」
「ほぇ?」
話の流れがよく解らない。
クララちゃんは構わず歌いだした。
「暗記する事を歌にすると覚えられるとウァラクが言い出しまして。」
「ああ、成る程。良いんじゃない?連想ゲームみたいにしたら。」
「踊りも加える!」
「おーより完璧だ。踊り教えて!」
「あ、僕も、」
3人で踊り出したら、アズ君も仲間に入ってきた。
はぁ!楽しいね🎵