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異次元の出会い(魔入間)

第42章 学びの楽しさ



翌日。

教室は、屍類類だった。

……何があったの?
あ~あ、成る程。
勉強あるあるだね。
何処から手をつけたら良いのか解らなくて、解らないところも解らなくて、嫌になったのか。
うんうん。わかる、わかるよ。

「もっと効率良くできんのか?勉強の出来るやつに教わったり…」
「出来る者……」
「よし、バカは此方に集合。」
「ざっとこう…」

クロケルさんは休みだけど、頭良い分類。
アズ君に仕分けられて、私も頭の良い分類に入るらしい。嬉しいな。
実質、4人で、いや、2人で8人を教えるのは厳しいな。
アズ君も同じ考えだったようで、

「よし解散!!」

早々に見放した。

皆は休み中に遊びにいく場所の情報交換をしてモチベーションをあげてるけど、
それを撃ち落とす悪魔の声。

「まあ、テストを乗りきれればの話だがな、」
「そうだった~」
「ちなみに補習の監督官は私だ。」
「あ"あ"あ"死の日々(デスロード)!!」

本当、カルエゴ先生は意地悪するときは物凄く良い顔するよね。
学生の本分は勉学だしね。
先生としてはテストを頑張る方を応援するのがまあ、正論?
……頑張る生徒を応援するカルエゴ先生?
…………((( ;゚Д゚)))怖。

「あ"あ"?」

考えてることを見透かされたのか、睨まれました。
……やっぱり、カルエゴ先生、((( ;゚Д゚)))怖

「カンニングも不可能だしなー」
「えっ?」
「毎回不正した奴は絶対見つかるんだ。
何でか知らんが」
「へぇー」

カンニング不可な話をジャズ君が入間に話してる。
家系魔術とかでカバーしてるのかな?
嘘発見器的なねぇ?

考えていると、何やら入り口の方からオドロオドロしい視線が。
振り向くと、

「……きゃっ、」

怖。
何だ、今日は怖いものに出合う日?
一人驚いていると、他の人も気がついたらしく、騒ぎになった。

「わああ!!」
「何!?」
「怖ッ」
「バラム先生!?」
「えっ?生徒で実験してるって噂の?」
「誰かをさらいに!?」

あービックリした。
何だ、バラム先生か。
外で会うとこんなに怖いの?
知らなかった。

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