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鬼滅の刃 戯れ事 (短編)

第4章 紙飛行機の届く先へ 時透無一郎


そして、月日は流れ文を書いて紙飛行機を折っていれば鎹鴉からお館様の危機を告げられる。手紙をポケットにしまい
俺は死物狂いで無事を祈りながらお館様の元へと走った。そんな切実な願いは目の前で起こる爆発によってかき消された。
耳を劈く音、真っ赤な炎が風にまかれ、激しく広範囲に燃えていく。肉の焦げた嫌な匂い
火薬の匂いが混ざり瞬時にお館様の死を悟る。
悲鳴嶼さんと鬼舞辻無惨が激しく戦うのを視界にとらえ、僕も加勢しようと地面を力強く踏み込めばどこからか琵琶の音が聞こえたとともに地面だった下が障子に代わり障子が開いてまっ逆さまに落ちていった。




空中で身を翻し受け身をとる。一緒に落ちた悲鳴嶼さんと無惨のもとへと向かう途中離ればなれにあい上弦の壱、黒死牟と遭遇した。

戦いは激戦だった。
一人また一人と仲間が到着し戦力が上がるも激戦において僕は片腕、片足をなくしその後戦いに破れこの世を去った。
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